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VAT(頂点アニメーションテクスチャ)を使ってHoudiniで作成した破壊シミュレーションをUE5にもってくる

sakataharumi.hatenablog.jp

この記事のUE版。

Houdini Engine PluginとSideFX Labは導入済みであることを前提としています。


VATのエクスポート(by Houdini)

VATのエクスポートは前回の記事を見ながら行います。

Labs Vertex Animation Texturesノードを使います。モードは「Rigid Body Dynamics」(破壊シミュレーションの場合)、Target Engineは「Unreal Engine」であることに注意。

UE5にPluginをインストール

VATノードの設定のタブ「Real-Time Shaders」を押下すると、Unreal Engine Content Plugin and Guidesというボタンがあるのでこちらを押下します。

すると、以下画像のディレクトリが開くので5.0を選択し、中の「SideFX_Labs」のディレクトリをUE5.0プロジェクトのPluginディレクトリにコピーします。

UEプロジェクトは再起動しておきます。

FBXのインポート

FBXをUEプロジェクトに入れます。

その際にいったん全てのチェックを外して、下記赤線の部分だけチェックを入れていきます。

Vertex Animation Textureのインポート

HoudiniからexportしたTextureをD&DでUEにインポートします。

インポートされたテクスチャを「スクリプト化されたアセットアクション」ー>「Side FX Set VAT (not) HDR Textures」を選択。

マテリアルの作成

新しいマテリアルを作成し、「MF_VAT_RigidBodyDynamics」ノードを作成、以下のように接続します。

他のベースカラーなどはモデルに合わせて良しなにテクスチャを接続したりしてください。

作成後、マテリアルインスタンスを作成し「Houdini FPS」をHoudiniで設定してあるFPSに。

「Position / Rotation Texture」を先ほどインポートしてきたテクスチャを設定します。

完成

これでマテリアルインスタンスをモデルにアタッチしてあげると完成です。

大分簡単にできて良きです。

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